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冬の慈雲寺
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住職挨拶

「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪冴えてすずしかりけり」曹洞宗の開祖、道元禅師が残した和歌です。
この和歌の中に、禅の教えが全て含まれていると言っても過言ではありません。

春夏秋冬、季節が移り変わっていくように、私達の心も体も年齢とともに変化していきます。
だからこそ、今生かされている「この時」「この一瞬」を生きること。自分が幸せになるために、今自分は何をすべきか深く考える。

それを実践していくことが修行であり、悟りそのものだということです。
皆さんは「今」をおろそかにしていませんか?
先の見えない未来を心配するより、「今」をとことん楽しんで生ききる。それが禅の教えです。

ご案内

徳川臣綿貫元吉墓

 慈雲寺境内には、戊辰戦争で官軍と戦った徳川家の家臣、綿貫元吉の碑石があります。

正面に「慶応四戊辰年閏四月三日、徳川家臣墓、清閑院義全道白信士幽位」、向かって左側に、「徳川臣綿貫元吉墓、造立主東京照降町亀屋清兵衛」、同じく右側に、「一金千疋、永代祠堂月牌料、施主亀屋清兵衛、明治二己巳年十月廿八日之納」とあります。
但し亀屋清兵衛と綿貫元吉の関係は明らかにされておりません。俗にこの墓に祈れば、腹の病を治すことができると語り継がれていったそうです。

 墓石は境内の無縁塔に付属する形で建立しておりましたが、石が剥がれ落ちる頻度が増え、著しく劣化したため、令和4年5月に新しく墓石を建立いたしました。体調面が不安な方、ぜひ健康長寿と病気平癒祈願のお参りをなさってください。

永代供養樹木葬家族墓(想愛の樹)

両親や祖父母、ご先祖様が眠るお墓。命を繋いでくれたご先祖様や両親に感謝の気持ちを伝える、
私たちの拠り所となる場所がお墓です。あなた方がいなければ、私は存在しません。

これからも命のバトンをしっかりと次の世代に渡していきます。
どうぞご安心ください。事あるごとに、そんな気持ちでお墓参りをされる方が多いと思います。

ところが、昨今は未婚化、少子化が進み、人口減少に歯止めがかからない状況です。
そのため、お墓を守りたくてもできない、自分の代で墓じまいをせざるを得ないお家が増加傾向にあります。
当山では、令和3年に永代供養樹木葬墓を建立しましたが、個人墓(1人用)と夫婦墓(2人用)のみのお墓でした。

永代供養樹木葬墓

この度、令和6年9月に、家族墓専用の永代供養樹木葬墓(想愛の樹)を新たに建立いたしました。ご両親、ご祖父母、ご兄弟等8名~10名まで埋葬できる樹木葬墓となっております。
当苑はハナミズキをシンボルツリーにしております。ハナミズキの花言葉は、「私の想いを受け取ってください」「永続性」です。
嬉しいことも楽しいことも、辛いことも悲しいことも、共に人生を歩んできた家族。そんなご家族を想いながら供養していく。
いずれ私もそちらに逝きます。これからも末永くよろしくお願いします。ぜひ、そのような皆さんの想いを先亡精霊に届けてください。

お墓の後継者問題にお悩みの方、将来のことでご不安な方など、いつでもご相談をお受けいたします。ご不明な点、樹木葬墓の志納金等は直接お寺までお問い合わせください。

行事

毎月第一日曜日の朝6時30分~7時30分まで坐禅会を開催しております。
(お電話で申し込み)

足の組めない方は椅子に座って坐禅ができます。初めての方は15分前(6時15分)にご来山いただき、事前にご説明させていただきます。

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お問い合わせについて

各種お問い合わせについてはお電話にて承っております。
お手数ではございますが、お電話くださいますようお願い致します。